九星方位気学は循環周期律を基礎とした運命学で方位除けは九星方位気学を用いて厄年を表します。
その中で用いる九星とは、宇宙のエネルギー(精気)を、「一白水星」「二黒土星」「三碧木星」「四緑木星」「五黄土星」「六白金星」「七赤金星」「八白土星」「九紫火星」の9つに分類したもので、人が誕生した時にどの精気を吸い込んだかによって、運勢や性格はもちろん、日常生活のあらゆることをします。
あなたがどの星に当たるかは、「方位学表」を見てください。
その九星生まれ特有の性格といったものがあります。
そして、方位、方角を調べるときなど色々と活用法があり大変便利なものです。
では、以下により自分の九星方位気学であなたの生まれ星が何になるのかを調べてみましょう。
また自分の九星以外にも家族、友達や知人などは、いずれに当てはまるか調べてみてはいかがでしょうか。
厄年とは直接には関係がありませんが、九星によって何の生まれに当たっていて、何に弱いのかということが分かれば、「厄年=変化の年」にもその弱さをカバーして乗り切っていくことができるでしょう。
また、直接関係ないといっても、この九星方位気学の運勢が悪い時期には、厄に当たるという組み合わせもあり、あながち関連は無視できないでしょう。
※方位とは、東西南北などの実際の方角ではなく、九星気学における星回りのことです。
方位除けのために九星方位気学を用いて厄年をだすことはどういうことなのでしょうか。
厄とはわざわいのことです。易学・陰陽五行説・暦学などの考え方が融合して現代に伝わる、吉凶の見方です。
この場合の「方位」とは実際の方角を示す物ではなく、一人一人が持っている年齢ごとの「星回り」を指します。
その星回りが、中央・北・北東・南西に位置する年齢は凶の方位とされ、特に中央に位置する年齢を八方ふさがりといい、特に悪い方位とされ、その他の凶の方位に位置する年齢の方も、肉体的にも精神的にも、気運の盛衰が転換期を迎えていて、さまざまな災渦が起こり易いといわれ、方位除けをうけるべき年回りとされています。
その厄年は人間が方位気学(*0)においては、それぞれの年廻りが九星気学(*1)の回盤(*2)の坎宮(*3)に入る時が本厄の厄年とされています。
また本厄と前後して前厄、後厄としても 注意しなければなりません。
つまり方位気学では、生まれ年の精気が九星気盤の北部の「悩み・苦しみ」の場所に入った時の人が、厄年にあたることになります。
そしてその前後が前厄・後厄となります。
たとえば、四緑が坎宮(本厄)の場合、その前後が三碧(前厄)、五黄(後厄)となっています。
坎宮は来年になるとひとつづつづれるので、四緑のつぎは三碧が坎宮となり来年は三碧が本厄となっていくのです。
厄年は毎年1つづつづれていくので、
今年 | 来年 |
---|---|
前厄 | 本厄 |
本厄 | 後厄 |
後厄 | 厄脱出 |
というかたちです。
また坎宮は、1年過ぎるごとに1つずつずれていく。このように厄年表がない場合でも、何年か先まで計算することができます。
九星気学は、毎年、毎月、毎日と一定の順序で移動していきます。
この九星気学の位置によって、その年、その月、その日の自分の運勢や吉方凶方が決まってきます。
それと同時に、自分以外のことも分かることができるのです。
(注)
(*0) 九星方位気学 仙台成田山では九星方位気学(九星術)にもとづき厄年表を出しています。
(*1) 年回り 本命星
(*2) 九星学の回盤 九星方位気学表
(*3) 坎宮 方位盤の北の位置「悩み、苦しみ」の場所
※方位とは、東西南北などの実際の方角ではなく、九星気学における星回りの方位のことです。